鳴き声でわかる文鳥の気持ち

文鳥は感情豊かな鳥で、鳴き声で気持ちを表現してくれます。
どのような鳴き声があるのかいくつかご紹介します。

・キャルキャル

 警戒し、威嚇しているときの鳴き声です。怒りを表現しています。我が家の文鳥たちはブランコから勢いよく飛び降りた際ブランコに反動がついて体にあたってしまったときによく鳴いています(笑)放鳥中、まだ遊びたいのにケージに戻そうとするときもキャルキャル言われちゃいます。

・チッチッ! ピッピッ!

 呼び鳴きと呼ばれており、「ねぇねぇ」「ちょっとちょっと」と飼い主を呼ぶときに鳴いています。地鳴きよりも力が入っている声です。我が家の文鳥は家の人が帰宅したときに「ピッピッ!」と鳴いてくれて、いつも癒されています。

・ギャッ ゲッ

 身の危険を感じた時に出す声です。病院でのそのう検査のときや、爪切りの時に手袋をして触ろうとしたときに鳴かれました。手袋は相当怖かったみたいで、反省です。

・グシュグシュ ギュッギュ 

 オスがするぐぜりです。ぐぜりはさえずりの練習している声で、生後三か月くらいからし始めます。文鳥は雛の時期はオスもメスも見た目が同じで性別を判断するのが難しいのですが、このぐぜりをし始めたらオスと判断してよいでしょう。ぐぜりからさえずり完成までは一年ほどかかり、一生懸命オリジナルソングを生み出している最中の鳴き声です。我が家のさくらは三か月よりすこし早くぐぜりはじめ、一生懸命練習していました。
 

・ピチューイ ピーヨピーヨ

 オスのさえずりです。メスへのラブソングで、一羽ずつ違う歌を奏でます。我が家のサクラもオスなので毎日綺麗なさえずりを聞かせてくれます。求愛ダンスと合わせてさえずることもあり、とてもかわいらしいです。最近サクラは前奏に「コッコッコッコ」と入れるようになりました(笑)

・キューキュー

 甘え鳴きです。「ねぇかまってよ~」と飼い主に甘えたいときに鳴きます。ケージにおやすみカバーをかけたあとに甘え鳴きをされることもあり、ついつい覗いて遊んであげたくなります。

文鳥の鳴き方の種類を知っていると、コミュニケーションがより楽しくなりますね。個体差もかなりあるので、飼っている文鳥さんをよく観察し、どの場面でどの鳴き声をするのか耳を傾けると、より充実した文鳥ライフを送ることができると思います。