小さい頃からのアレルギー体質
現在8歳の娘は昔からアレルギー体質でした。
0歳の頃は皮膚が弱くすぐに肌荒れを起こして頻繁に皮膚科に通い、幼稚園入学してからは目のかゆみで眼科に通い、小学生に上がると朝に鼻水が出るようになって耳鼻科に通い・・(笑)
現在もそれぞれの病院を1~2か月に一度通院しなければならず、予定を組むのが結構大変。
二年生の時に耳鼻科でドロップスクリーン検査をしてもらったところ衝撃の検査結果が(笑)
・ハウスダスト
・スギ花粉
・ブタクサ花粉
・ダニ
が強陽性・・・!!
なるほど、やはり今までの不調はアレルギーからくるものだったのね、と納得。年中体中痒がるわけだ~。
そこで耳鼻科の先生から、舌下免疫療法を勧められ、三年生の夏から開始することにしました。
舌下免疫療法とは
舌下免疫療法はアレルゲン免疫療法で、毎日アレルゲンを少量摂取することにより体をアレルゲンに慣らし、根本的な体質改善ができる治療法です。
接種法は1日1回舌の下に薬を置いて一分間保持し、そのまま飲み込みます。
数年にわたり継続して使用することにより(最低2年)、7割の人が効果を得ることができるそうです・・残りの3割になりませんように(笑)
舌下免疫療法(シダキュア)のメリット
・アレルギーの根本治療: アレルギーの原因物質(花粉、ダニ)に対する耐性を徐々に獲得し、症状を根本から改善することが期待されます。
・子供にも適用可能: 舌下に薬を置くだけなので抵抗感が少なく、子供にとってもストレスが少ない治療法です。これにより、幼少期からアレルギー治療を開始し、将来的なアレルギー症状の悪化を防ぐことができます。
・簡便さと持続性 舌下免疫療法は、毎日の服用が必要ですが、その手軽さから続けやすいというメリットがあります。特に、忙しい生活を送っている人にとっては、通院の手間を省きながら治療を続けられる点が大きな利点です。
・QOL(生活の質)の向上 アレルギー症状が軽減されることで、日常生活での不快感や制限が少なくなり、全体的な生活の質(QOL)が向上します。特に、季節性アレルギーを持つ人にとっては、花粉シーズンでも快適に過ごすことができます。
舌下免疫療法(シダキュア)のデメリット
治療期間が長い 舌下免疫療法は、数年間続ける必要があります。一般的には、少なくとも2年から5年の治療が必要で、継続的な取り組みが求められます。
定期的に通院しなければいけない 娘がお世話になっている耳鼻科では1か月に一度通院しなければ薬を処方してもらえません。
効果の個人差 全ての患者に同じ効果が得られるわけではありません。効果が現れるまでに時間がかかる場合もあり、一部の患者では十分な効果が得られないことがあります。
アレルギー反応のリスク 舌下免疫療法は、通常は安全とされていますが、治療初期には口腔内のかゆみや腫れなどの軽度なアレルギー反応が出ることがあります。まれに、全身性のアレルギー反応(アナフィラキシー)が発生するリスクも存在します。
毎日忘れず服用しなければいけない 舌下免疫療法は、薬を自宅で自己管理するため、服薬のスケジュールを厳守する必要があります。忘れてしまったり、不規則なタイミングで服薬すると、治療効果が低下する可能性があります。
メリットとデメリットを考え、娘には治療を受けてもらう事にしました。
住んでいる県では子供の医療費の助成があり、一回につき200円で診療が受けられる(薬代無料)ので、医療費の助成があるうちに試してみたいと思ったのもあります。東京は子供の医療費無料ですよね、いいなぁ(笑)
カレンダーのように薬を管理して飲み忘れ防止対策
セリアで仕切り付きケース「SIKIRI42」とシールを購入し、シールに日付を書いて貼ります。
あとは薬を入れて目立つところにおいて置きましょう!
その日の日付の薬を飲めば「あれ、今日飲んだっけ・・?」が無くなります💊
我が家では目薬や皮膚の薬も使っているので「やったっけ?」が頻発していますが、この方法だと一発で飲んだかわかるので娘には合っているようです。
これから治療を検討している方の参考になれば幸いです。
劇的な効果はあるかわかりませんが、スギ花粉の季節になれば実感として感じやすいのかな・・また結果をお知らせしたいと思います。